インフラソリューションについて

プロアクシアコンサルティングでオープンソリューション事業部に所属しています M.S です。

今日は、インフラソリューションにおける動向と、プロアクシアコンサルティングにおける取り組みについて紹介したいと思います。

これまでの経歴について

コンピューター関係の仕事に携わって今年で36年目になります。
会社の方針もありましたが、自身でも多くのことを学びたいと思い、時代とコンピューターの進化に合わせて色々な分野のインフラソリューションに携わってきました。

社会人になった当初は、まだ汎用機が全盛期でしたので、汎用機のオペレーター業務を4年間ほど担当しました。
その後は クライアントサーバーシステムの台頭もあり、UNIX 系のフィールドエンジニアを経験した後に、サーバーやスト―ジ関連のインフラ構築を担当いたしました。

最近はクラウド導入が進んできていることもあり、オンプレミスからクラウドへの移行に合わせて、オンプレミスだけでなく IaaS(Infrastructure as a Service) や Paas(Platform as a Service) などクラウド環境でのインフラも担当しています。

インフラ系の仕事とは

システムを構築する際に必要となるコンピューターやネットワークなどの基盤環境を構築したり、既存システムとの連携に必要となる環境構築などを担当します。

作業範囲としては、プロジェクトの企画検討、設計などの上流工程の作業から、構築、導入(アプリケーション連携)などの実際の構築作業、導入後の運用や修理などの作業があります。

サーバー、ストレージ、ネットワーク機器などハードウェア関連や、OS、ネットワーク設定、ミドルウェアなどのソフトウェア関連など、多岐にわたる環境構築や設定作業などを担当するため幅広い知識が必要になります。

また、最近は上記の構成に加えてクラウドの利用も多いので、AWS や Azure などのパブリッククラウドの環境構築作業やクラウドに接続するためのネットワーク環境の構築などの作業も担当します。

プロアクシアコンサルティングが担当する領域について

担当領域としては、企画検討の上流工程から導入後の安定稼働までのフェーズをご支援しています。
特定の領域だけを担当するのではなく、大手ベンダーが実施しているような全スコープでのご支援を実施しています。

例えば、企画検討段階から参画させていただいて、お客様と一緒に将来のロードマップを考えながら企画を行い、ハードウェア構成やクラウドの選定、ベンダーへの見積りおよび選定作業もご支援をいたします。

現在取り組まれている仕事について

サーバー、ストレージ、クラウドなどの分野を中心に、既存システムの移行や新規導入などの提案、設計、構築、運用のフェーズを担当しています。

プロジェクトに参画する立ち位置としてはどちらかといえばお客様よりで、情報システム部門の担当者の方と一緒になってプロジェクトの検討や構築作業を支援させていただいています。

新しい技術はどのように習得していますか

昨今の技術の進化は速いため、お客様環境で求められる期待に沿えるようにするには、既存の技術の知識も必要ですが最新の技術動向についても情報収集は欠かせません。

クラウドの分野では、プロアクシアコンサルティングは AWS の APN セレクトコンサルティングパートナーで AWS に関する多くの情報の入手や環境の利用が可能となっており、最新の技術について学習できる環境が整っています。
これらの環境を利用して、個々で学習や情報を収集を行うだけでなく、組織としても定期的にミーティングを実施して、個々の学習した知識を共有するような取り組みを行っています。

また、チャレンジしたい技術や分野があれば組織内で共有し、希望の分野に類する案件があった際には積極的にアサインするなどの対応をしています。

クラウドへの取り組み

現在注力している領域としては、AWS や Azure の IaaS をメインにシステムをオンプレミス環境からクラウド環境へシフトする作業のご支援です。

オンプレミス環境をクラウドへシフトする際には、クラウド上でのサーバの配置やスペックの選定、ネットワークやセキュリティの考慮、PaaS への切り替えの検討、運用時のコストや障害時の対応方法など多くのことを検討することが必要になります。
また、クラウドに移行した環境と既存システムの連携の部分についても、アプリケーションとインフラの観点から検討する必要がございます。

今まで多くのお客様環境でクラウドへの移行をご支援させていただいこともあり、クラウド移行に関する技術や設計のノウハウの蓄積もありますし、移行に利用するツールの知見もございますので、いろんな場面でご支援することができるかと思います。

プロアクシアコンサルティングでは SAP 領域もやっていますが関係はありますか

昨今の流れでは、SAP などの基幹システムを構築する際の基盤についてもクラウド化が主流になってきています。このため、環境の設計や構築をするインフラチームも大きく関わりが出てきます。

従来の業務システムのクラウド化だけでなく、SAP のクラウド戦略にも合わせてスキルの習得や情報のキャッチアップをしています。

最近の SCP(SAP Cloud Platform) /SAP  BTP(SAP Business Technology Platform) のインフラ領域はどうされていますか

認証基盤、ゲートウェイサービスの配置などの設計は、従来の縦割りの役割分担では対応が難しいので、SAP、 クラウド、インフラなどのそれぞれのスキルを持ったメンバーが連携して、横ぐしで対応することが必要になります。

プロアクシアコンサルティングの中には、それらを実施できるメンバーがそろっていますので、横ぐし対応もスムーズに行うことができます。また、それらの活動を通じて互いのスキルを習得することで、個々のスキル領域も拡大することができます。
新しいことにチャレンジすることに会社もメンバーもポジティブに対応しており、互いに支援しながら成長ができる環境です。

お客様にどのように提案したいですか

グローバルにシステムを展開されたいるお客様や、クラウド、オンプレミスなどの複雑な環境をご利用されるお客様に、プロアクシアコンサルティングの強み(スキル領域、チャレンジ)をもって提案をしていきたいと考えています。

なるべく、プロジェクトの初期段階から参画させていただくことにより、お客様が期待されている取り込みと目標としているゴールを明確にして、共に課題を解決しながら進めて行く方法を取りたいです。

新入社員、中途採用への方の期待と育成について

新入社員の方はについては、まずは興味のある領域について基本をしっかり理解してもらった上で、プロジェクトに参画することで応用の機会を経験していただきます。その上で、自分の得意な分野や技術のエリアを広げていってほしいと考えています。

中途採用の方については、過去の業務やスキルセットを活かしながら活躍していだくのとあわせて、担当可能な領域を広げるためにクラウド技術を習得してもらいたいと考えています。

最後に

aws や Azure へのクラウドシフトするためのスキルを習得する機会を提供していきながら、今後もメンバーを増やしてチーム、組織を成長させていきます。

今後のビジネスのDX (Digital Transformation) の基盤となるクラウドテクノロジープラットフォームを提供する専門チームを目指しており、お客様のチャレンジや企業価値を高めるためのご支援をいたします。